渡辺直美 五輪演出問題に言及「報道を見て傷つく人が一番心配」

[ 2021年3月20日 05:30 ]

渡辺直美
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 タレントの渡辺直美(33)が19日、自身の公式YouTubeチャンネル「NAOMI CLUB」で生配信を行い、東京五輪・パラリンピック開閉会式の企画、演出の総合統括を辞任したクリエーティブディレクターの佐々木宏氏(66)が、渡辺の容姿を侮辱するような演出を提案していた問題について自らの口で初めて言及した。

 一連の報道を受けて「この報道を見て傷つく人がいるだろうなって思い、そこが一番心配だった」とコンプレックスで悩んでいる人を気遣った。さらに、2019年末に出演依頼を受けたと説明。当時提案された案は「最高の演出だった」とした上で、今回報道された自身をブタに見立てた演出について「私が聞いていた話と違う。(佐々木氏の案なら)絶対に断っています。シンプルに面白くないし意図が全く分からない。私がブタである必要性はない」と批判。却下案が海外でも報じられ、正規案のように受け止められることが「悔しい」と語った。

 また、他人の身体的特徴を「いじる」笑いについては「これをきっかけに変わっていったらいいなと思う。私もポジティブに表現していくし、みんなにもしてほしい」と強調。「自分の体のことを決めるのは自分自身だと伝えていきたい。もう2021年ですから」と感覚が更新されていくことを求めた。

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