月9「監察医 朝顔」加藤柚凪 笑顔の撮了「つぐみちゃんになれて本当に良かった」

[ 2021年3月20日 11:00 ]

“月9”ドラマ「監察医 朝顔」の撮影を終えた加藤柚凪(中央)(左は上野樹里、右は時任三郎)(C)フジテレビ
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 女優の上野樹里(34)が主演を務めるフジテレビ“月9”ドラマ「監察医 朝顔」(月曜後9・00)は22日、30分拡大で最終回(第19話)を迎える。主人公・朝顔の娘・つぐみ役を好演している子役の加藤柚凪(5)がこのほどクランクアップした。

 上野が2006年10月期の大ヒット作「のだめカンタービレ」以来、13年ぶりに月9に挑んだヒューマンドラマ(19年7月期)の続編。第2シーズンは昨年10月期から始まり、33年の歴史を誇る同局の看板枠・月9史上初の2クール連続放送。06年から「週刊漫画サンデー」に連載されていた同名の人気医療漫画(原作・香川まさひと、漫画・木村直巳)を大胆にアレンジし、上野演じる法医学者・万木朝顔(まき・あさがお)が遺体の解剖を通じて事件の真相を解き明かし、遺体から見つけ出された“生きた証”が残された人たちの心を救う様を胸が締め付けられるほどハートフルに描く。

 朝顔が阪神・淡路大震災で母を亡くしたという原作漫画から、ドラマは東日本大震災で母・里子(石田ひかり)が行方不明になっているという設定に変更。フジとして東日本大震災を真正面から扱う初の連続ドラマとなった。

 加藤は約70人のオーディションから選ばれ、今作がテレビドラマ初出演。第1シーズンの第5話(2019年8月12日)ラストから登場。同局の金城綾香プロデューサーが「日本中の人をメロメロにしてくれると信じています」と語った通り、加藤の愛くるしい一挙一動が視聴者の心をわしづかみにした。

 加藤の最後の撮影は、つぐみ、母・朝顔、祖父・平(時任三郎)の3人が万木家の食卓を囲みながら夕飯を食べる、今作を象徴するシーン。最後のカットにOKが出ると、盛大な拍手とともに上野から花束が贈られた。加藤は「ママ(上野)とパパ(風間俊介)とじいじ(時任)が本当の家族みたいに遊んでくれて、おしゃべりしてくれて、うれしかったし、楽しかったな~。スタッフさんとのお話も楽しかったです!つぐみちゃんになれて、本当に良かった!みんな大好き!」と元気いっぱいの笑みを浮かべた。

 最終回は朝顔と桑原(風間)の結婚式、お笑いコンビ「EXIT」のりんたろー。(35)が殺人犯役を演じる凶悪事件が描かれる。

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2021年3月20日のニュース