銀シャリ・橋本 片側顔面痙攣で1カ月休業発表「男前になって帰ってきます」

[ 2021年3月20日 05:30 ]

「銀シャリ」の橋本直
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 2016年に漫才日本一決定戦「M―1グランプリ」で優勝したお笑いコンビ「銀シャリ」の橋本直(40)が、顔の半分が引きつる病気「片側顔面痙攣(へんそくがんめんけいれん)」の手術を受けるため、約1カ月休業することを19日、発表した。レギュラー出演する関西テレビ「よ~いドン!」(関西ローカル)で「ちょっと入院して手術してきます。1カ月以内には帰ってこられると思います」と報告。放送後は自身のインスタグラムで「実は3年半くらい前からずっと症状がありまして手術の運びとなりました」と説明した。

 関係者によると、橋本は顔の右側が引きつる症状が続いていた。この病気は、放置すると筋肉が硬直し、全く動かなくなる可能性もあるため「漫才ができなくなることを恐れて、手術に踏み切ったそうです」とした。手術は、右耳の後ろから頭蓋骨に500円硬貨大の穴を開け、手術用顕微鏡を挿入し、神経を圧迫する血管を取り除く術式とみられる。

 予定されていた劇場公演やテレビ番組などの仕事は休演し、相方の鰻和弘(37)は1人で活動を続ける。橋本のレギュラー番組で、TOKYO MXなどで放送されている朝日放送テレビ(大阪市)制作の「探偵!ナイトスクープ」について、局関係者は「ちょうど1カ月ほど収録が空くようで、影響はないと思う」と話した。

 橋本はインスタグラムで「メガネに一重まぶたと、主張しすぎるタラコ唇のせいで(病気に)お気づきになられてないとは思いますが、今より男前になって帰ってきますのでご安心くださいませ」と明るくコメントした。

 ◆橋本 直(はしもと・なお)1980年(昭55)9月27日生まれ、兵庫県伊丹市出身の40歳。NSC大阪校25期生で、05年にお笑いコンビ「銀シャリ」を結成。ツッコミ担当。16年M―1グランプリ優勝。趣味はラーメンの食べ歩きで、シンガー・ソングライターで俳優の星野源の大ファン。1メートル76、73キロ。血液型AB。

 ▽片側顔面痙攣 まぶたの痙攣や頬のこわばりなどの発作が顔の片側に起こる。特に目の周りから起こることが多く、頻度が上がるとまぶたが開けられなくなったり、顔が突っ張りゆがんだような状態になる。顔面の運動をつかさどる顔面神経が血管に圧迫されて起こると考えられ、中高年の女性に多い。症状がひどかったり、職業上完全治癒を望む場合などは手術を行う。

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2021年3月20日のニュース