爆問・太田光が控訴　裏口入学報道、新潮社の控訴受けて「改めて謝罪広告の掲載求める」

爆笑問題の太田光
Photo By スポニチ

　お笑いコンビ「爆笑問題」の太田光（55）が日大芸術学部に裏口入学したとする週刊新潮の記事で名誉を毀損（きそん）されたとして発行元の新潮社に損害賠償などを求めた訴訟で、新潮社側が東京高裁に控訴したことを受けて、太田も改めて控訴したと5日、弁護士を通じて発表した。

　東京地裁は昨年12月21日の判決で名誉毀損を認めて新潮社に440万円の支払いを命じる判決を言い渡し、新潮社はすでに控訴している。

　太田の弁護士は書面を通じて「昨年12月21日、東京地方裁判所にて太田光氏と株式会社新潮社との裁判（株式会社新潮社が、週刊新潮誌上に太田光氏の日本大学芸術学部演劇学科への裏口入学を報じた件）の判決が出され、太田光氏としても一定の納得は得られる判決内容ではございましたが、新潮社側が東京高等裁判所に控訴したことを受けて、当方からも改めて謝罪広告の掲載等を求めて同庁に控訴をいたしました」と報告。

　「したがって、上記事件は東京高等裁判所の判断に委ねられたことになりましたので、その旨、ご報告申し上げます」と説明した。