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「紅白」コロナを逆手に“曲間”改良で大成功 視聴者飽きさせず

[ 2021年1月5日 05:30 ]

スポニチ集計「紅白」視聴率
Photo By スポニチ

 昨年大みそかの「第71回NHK紅白歌合戦」(後7・30~同11・45)の、歌手別最高視聴率が4日、判明した。瞬間最高視聴率(関東地区、ビデオリサーチ調べ)は、昨年限りで活動を休止した嵐が歌唱を終えた午後9時52分の47・2%。中盤に最高値を記録する異例の結果となった。

 【記者の目】例年と比べて折れ線グラフの急上昇や急降下が少ない。嵐が起こした午後10時前のピークを除けば、それが今年の視聴率推移の特徴だ。その要因の一つはテンポの良さ。新型コロナ下の今回はNHKホール以外のスタジオも使ったため、セット転換の時間を歌唱時間に使うことができた。これにより曲間の無駄なトークがいらなくなった。司会者の人選もはまり、大泉洋がうまく場を盛り上げ、二階堂ふみが的確に進行。視聴者を飽きさせなかった。

 番組視聴人数もその事実を裏付けている。2部では、1分以上視聴した総人数が6579万人。全体の平均視聴人数は3494万人で、その割合は53%。裏の「ガキ使」が34%、「ザワつく!」が21%だったのと比べると、いかにザッピングが少なかったかが分かる。

 歌番組なのに歌っていない時の“曲間”に注目し、そこを改良したことで視聴率キープに成功した今回の紅白。無駄なく歌でつないだ勝利と言えよう。(放送担当・吉澤 塁)

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