「麒麟がくる」2・7鳥肌ものラスト 長谷川博己「感情移入していただけたら」

[ 2021年1月3日 06:00 ]

NHK大河ドラマ「麒麟がくる」に出演する(左から)染谷将太、長谷川博己、佐々木蔵之介
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 3日に第39回が放送されるNHK大河ドラマ「麒麟がくる」(日曜後8・00)が、いよいよクライマックスを迎える。主演で明智光秀役の長谷川博己(43)、織田信長役の染谷将太(28)、羽柴秀吉役の佐々木蔵之介(52)が取材に応じ、終盤に向けての見どころを語った。「本能寺の変」へと向かっていく長谷川は「光秀がなぜそういうことに至ったのか。細かな機微を感じていただけるように演じている。感情移入していただけたら」と含みを持たせた。

 討たれる立場の染谷は「(台本を読んで)感動した。鳥肌が立ちました」と多くを語らなかったが、その結末に大きな衝撃を受けている様子。事変をきっかけに天下人への礎を築く佐々木は「僕は水攻め中なのでね」とニヤリ。「いつでも駆け足で準備できている状態。ここまでにしておきましょうか…」と不敵に笑った。

 今作は新型コロナ禍の影響で越年での放送。最終回は2月7日。長谷川は約1年8カ月の撮影を振り返り「(撮影期間が延びたことで)より光秀をつかむことができた」と充実感。「この役から離れることが寂しいです」と話した。染谷も「時間がたつにつれて役が熟してきた。“職業は何ですか?”と聞かれたら“織田信長です”と言っちゃいそうです」と笑った。

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2021年1月3日のニュース