八代弁護士 大麻取締法違反は「道交法の悪質なものと変わらない」伊勢谷容疑者逮捕受け解説

[ 2020年9月12日 12:57 ]

八代英輝弁護士
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 弁護士の八代英輝氏(56)が12日、関西テレビ「胸いっぱいサミット!」(土曜正午)に生出演し、大麻取締法違反で逮捕された俳優・伊勢谷友介容疑者(44)について私見を語った。

 八代氏は法定刑の観点から、違法薬物について「覚醒剤が頂点(で刑が重い)」とし、大麻は「法定刑が半分」と説明した。さらに「薬物の中でも危険性にはランク分けがあって、大麻ももちろん国内で所持が禁止されている薬物ですけど、道路交通法の悪質なものとそんなに変わらないんですよね、法定刑が」とも語った。

 芸能人の違法薬物による逮捕が後を絶たず、芸能界追放など厳しい処分を希望する声もある。八代氏は「芸能界からのメッセージとして未成年者に対しての薬物、隔絶ということで、『全部ダメだ』というふうに訴えるのは分かる」と抑止力には理解を示しつつも、大麻については「そこまで目くじら立てて『(芸能界)追放』って言わなくても、時間を置いて反省して戻ってきていただくというのもありだし、(出演した)作品の公開も十分ありうる選択肢だなと思う」とコメントした。

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2020年9月12日のニュース