自由人、ギャンブル好き…六角精児の人生転機は「小学校3、4年くらいの時」

[ 2020年9月12日 17:38 ]

六角精児
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 俳優・六角精児(58)が12日放送のTBS系「サワコの朝」(土曜前7・30)に出演し、人生の転機になった小学生時代を振り返った。

 厳しい教育ママの元で育てられた六角は、テストの答案を自ら改ざんするため、先生が使っていた赤ボールペンを探して買ったり、答案を捨てたりと、なかなかの“知能犯”だったという。捨てた答案は木の根っこに隠していたが、ある時、「クワガタを獲りに来たやつが見つけて、ご丁寧にうちに届けてきた」といい、ズルが発覚。「そいつさえいなければ、成立した“犯罪”だったのにね」と笑って振り返った。

 締め付けを嫌い、自由人になろうと決断したのが「小学校3、4年生くらいの時じゃないですかね?」という。クラスの多数派グループではなく、「1人、2人、3人くらいで、そこに入れてもらえなかった人で(一緒にいた)。端っこにグループがあって、そこにいたんです。その時が心地良かったんです」と回顧。「誰も知らないものを好きになってた」と、独特の感性を身につけたのも、この時期だったという。

 パチンコや競輪など、賭け事好きでも知られる。ギャンブルに目覚めた時期を聞かれると、再び「小学校3、4年くらいじゃないですか?」と回答し、司会のエッセイスト阿川佐和子氏(66)を驚かせた。駄菓子屋の当てくじなどで、「外れて悔しい。当たるとすこぶるうれしい」と的中する快感に目覚めたという。当たり付きのきなこ玉は、8割当たる攻略法を見つけたといい、「攻略できたことがうれしい。その時点でギャンブルの中では第2段階に入ってる」と自虐的に話した。

 一方で、一時期はギャンブルで1000万円もの借金を背負うなど、苦しい生活が続いた。3度の離婚に4度の結婚。現在の妻は、2度目に結婚した女性との復縁という。「若干1名、幸せに僕と一緒に暮らしてくれているのかなと。他の方にはだいぶご迷惑をかけたと思うので、できれば1人くらいは幸せにしたいと思う気持ちもありますから」と、妻への思いを明かした。

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2020年9月12日のニュース