仲野太賀、クランクイン前から確信「これは代表作になる」

[ 2020年9月12日 18:33 ]

映画「生きちゃった」の「第42回 ぴあフィルムフェスティバル」ワールドプレミアに出席した仲野太賀
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 俳優の仲野太賀(27)、大島優子(31)、若葉竜也(31)が12日、都内で開催された映画「生きちゃった」の「第42回ぴあフィルムフェスティバル」ワールドプレミアに出席。仲野は、クランクイン前から本作が自身にとって代表作になると感じていた理由を語った。

 本作は、厚久(仲野)、武田(若葉)、奈津美(大島)という、三人の幼馴染が織りなす歪んだ関係性、そして彼らに待ち構える壮絶な運命を描き出す。この日はメガホンを取った石井裕也監督も出席した。

 石井監督から、本作が自分の代表作になると感じていた理由を聞かれた仲野は「自分が10代のときに出会った石井監督の存在って、ものすごく大きくて。一人の男としても大きな影響を受けていますし、俳優として色々な気付きを与えてくれた監督さんだなと思っていて」とコメント。また、脚本から並々ならぬ熱量を感じたことを振り返り「今まで僕が映画に対して抱いていた憧れや、映画だからこそ表現できる期待みたいなものが、そこに宿っているような気がして」とも。

 続けて「それを望んできた自分がこれを前にして、はずすということは考えられなかった。これでダメだったら、僕が一俳優として臨んでいることや、一つのこだわりみたいなものが揺らいでしまうような、そういうオファーだったなという風に、自分なりには解釈して」と胸の内を明かし「そのうえで、若葉竜也さんとご一緒するというのは、また違う角度で、すごく感慨深いものがたくさんあって。なのでクランクイン前から、自分の中でこれは代表作になると確信していました」と話していた。

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