「ジャニーズWEST」中間淳太も感嘆「まさにエヴァの世界」 総額781億円の“施設”調査

[ 2020年9月12日 08:00 ]

ABCテレビ特番「東野幸治の爆研!ミライ科学特捜隊」に出演の(左から)的場浩司、中間淳太、東野幸治、小嶋花梨、カズレーザー
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 ABCテレビ特番「東野幸治の爆研!ミライ科学特捜隊」(後3・00)が19日に放送される。MC・東野幸治(53)が、パネラーの的場浩司(51)、ジャニーズWEST・中間淳太(32)、NMB48・小嶋花梨(21)、メイプル超合金・カズレーザー(36)と、「各融合発電」「量子コンピューター」など、難解な『ミライ科学』のテーマを紙芝居や実験でわかりやすく解きほぐしていく。

 東野が隊長を務める科学特捜隊の秘密基地に新米隊員の的場、中間、小嶋、カズレーザーが集まった。地球が直面する深刻なエネルギー問題。夢のエネルギーといわれる「核融合発電」は、実現すれば無限のエネルギーが手に入る夢のような発電方法の実態を、京都大エネルギー理工学研究所・小西哲之教授に教えてもらう。

 小西教授は「核融合発電とは地球上に太陽を作り出すこと」。莫大なエネルギーを持つ太陽のエネルギーは太陽内部で起きる核融合によって発生。そこで、核融合を地球上で人工的に起こそうという。既に日本に実験装置があり、隊員の中間が3月に完成したばかりの核融合実験装置を調査する。

 中間は茨城県那珂市の「那珂核融合研究所」を訪ね、防護服を装着し、厚さ2メートルの壁に覆われた建屋の中へ。国が総額781億円という莫大な予算をつぎ込み、12年の歳月をかけて完成した世界最大級の『太陽を作り出す装置』を調査をした中間は「まさにエヴァンゲリオンの世界」と感想。なぜ「核融合発電」が必要なのか?地球のエネルギー資源のピンチ以外にも理由があり、小西教授は「資源がなくなったら使えないのはなく、今後はあっても使えない」と話す。CO2を排出せず、安定したエネルギーで、欲しい時にスイッチを入れればすぐに出力できるのが核融合発電。その燃料となるのは海水。どうすれば地球上で核融合を起こすことができるのか?東野隊長は紙芝居を使って新米隊員にもわかるように説明。小嶋隊員も「わかりやすい」と笑みを浮かべた。

 日本の核融合実験装置は、世界各国が国際協力のもとに推し進める「ITER計画」へとつながっており、中間隊員が世界の一大プロジェクト「ITER計画」の秘密に迫る。また、世界で動き出している核融合ビジネスについて紹介する。

 さらに、世界中が今、戦っている新型コロナウイルス。治療薬やワクチン開発が急がれる中、「量子コンピューターを新型コロナウイルス対策の研究に活用する」と報道された。スーパーコンピューターを遥かに超える夢のマシン「量子コンピューター」。実用化されれば、渋滞ゼロから不老不死まで、私たちの日常を劇的に変化させ、超便利な世界を実現させる。そんな「量子コンピューター」について、東北大・大学院・大関真之准教授が解説する。

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2020年9月12日のニュース