「半沢直樹」出演のダンサー持田将史「エール」で初の朝ドラ「うれしくて何回かターン」ラジオドラマP役

[ 2020年9月12日 08:15 ]

NHK連続テレビ小説「エール」で朝ドラ初出演の持田将史
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 今月14日に約2カ月半ぶりに本放送が再開されるNHK連続テレビ小説「エール」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)の後半戦に、4人組ダンスパーフォーマンスグループ「s**t kingz(シットキングス)」のリーダー・shojiこと持田将史(35)がレギュラー出演することが12日、分かった。この日放送された「いよいよ来週から!連続テレビ小説『エール』再開SP」(前8・00)で新キャストが発表された。大ヒット中のTBS日曜劇場「半沢直樹」(日曜後9・00)で連続ドラマ初出演を飾ったばかりで、今度は朝ドラ初出演。「まさか自分がファンとして楽しんでいた朝ドラに出演できるとは!決まった時はうれしくて何回かターンしました(笑)」と喜びを表現した。

 俳優の窪田正孝(32)が主演を務める朝ドラ通算102作目。男性主演は2014年後期「マッサン」の玉山鉄二(40)以来、約6年ぶりとなる。モデルは全国高等学校野球選手権大会の歌「栄冠は君に輝く」などで知られ、昭和の音楽史を代表する作曲家・古関裕而(こせき・ゆうじ)氏(1909―1989)と、妻で歌手としても活躍した金子(きんこ)氏。昭和という激動の時代を舞台に、人々の心に寄り添う曲の数々を生み出した作曲家・古山裕一(窪田)と妻・音(二階堂ふみ)の夫婦愛を描く。

 第14週&第66話からリスタート。後半戦は裕一に弟子入りした青年・五郎(岡部大)と新人小説賞を受賞した音の妹・梅(森七菜)が、古山家で同居し、思わぬ騒動に発展。そして、日本は戦争に突入。裕一は作曲した戦時歌謡が大ヒットし、次第に時代の波に飲み込まれる。戦争が終わると、音は歌のレッスンを再開。戦争で傷ついた裕一はなかなか再起できずにいる。そんな裕一に池田二郎(北村有起哉)がラジオドラマの音楽を依頼。戦後復興期の日本に「エール」を送る曲を裕一は次々と生み出していく…という展開。

 持田が演じるのは、ラジオドラマのプロデューサーとして戦後日本のドラマの原型を作る放送局員・初田功。「普段はダンスを中心に、お芝居やラジオなど、様々な活動をさせていただいているので、共感する部分が多かった『エール』の世界に自分がいるなんて、今でも信じられない気持ちです。戦後の人々を支えたラジオのプロデューサーが抱いていた葛藤や思いを考えながら演じさせていただきました!楽しんでいただけたら幸いです」とアピールしている。

 「半沢直樹」においては、主人公・半沢(堺雅人)が出向した東京セントラル証券のプロパー社員、黒縁メガネが印象的な原田浩平役。森山(賀来賢人)や瞳(今田美桜)の同僚を演じた。グループ加入前、2年間のサラリーマン経験も。日曜劇場に続き、朝ドラ出演もゲットし、一気に俳優としてブレイクしそうだ。

 シットキングスは米最大のダンスコンテスト「BODY ROCK」で2010~11年と2年連続優勝。三浦大知(33)ら約200曲以上の振付を手掛ける。

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