加藤登紀子 山本寛斎さんは「音楽家が海外に出ていく道もつけてくれた」

[ 2020年7月28日 05:30 ]

加藤登紀子
Photo By スポニチ

 歌手の加藤登紀子(76)が、急性骨髄性白血病のため亡くなったファッションデザイナーの山本寛斎さん(享年76)を追悼した。

 1965年に山本さんと偶然同じアマチュアシャンソンコンクールに出場し、一時は近所付き合いもしていた加藤は「音楽家が海外に出ていく道もつけてくれた」としのんだ。自身も海外で活動する中、山本さんが70年代に欧米進出したことがきっかけで、ファッションだけでなく日本の音楽も食もブームとして広がったと述懐。「洋服の常識とか突き抜けることを頑張った人。“ハレ(特別)とケ(日常)で言えば僕はハレです”と言っていたことを思い出す」と明かした。

 山本さんの夫人とは子供が同じ保育園のママ友で、山本さんについては「常にエネルギーがみなぎっていてテカテカ輝いていた」と振り返った。

続きを表示

2020年7月28日のニュース