ラグビー日本代表 細かすぎるスクラム戦略とは…ブラマヨ小杉驚き「そんなところからジャブを」

[ 2020年7月28日 23:00 ]

MBSテレビ「戦え!スポーツ内閣」に出演の(左から)具智元、小杉竜一、山本幸輝
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 MBSテレビ「戦え!スポーツ内閣」(水曜後11・56)の29日放送に、ラグビーW杯日本代表・具智元(26=Honda Heat)、山本幸輝(29=ヤマハ発動機ジュビロ)が登場。具の“伝説のガッツポーズ”、アイルランドを制したスクラムの「その細かすぎる戦略」など、秘話を明かす。

 テーマは、ラグビーの中でも「フォワードは美しい」として、フォワード選手たちが身体を張る「スクラム」「モール」「ラック」にスポットを当てる企画。京都・桂高ラグビー部時代、フォワードのプロップとしてプレーしたMCのブラックマヨネーズ・小杉竜一(47)は「まさか(トライではなく)フロントロー(スクラムの最前列の3人)がテーマになるとは。まずはその感動を30分ほど喋っていきたいと思います」と感慨深げだ。日本代表フォワードの強さを世界に知らしめたアイルランド戦の“伝説のスクラム”。前半35分に、アイルランドを押し込んで反則を奪ったシーン。具の渾身のガッツポーズも記憶に新しい。

 W杯大会直前合宿まで日本代表候補として練習に参加し、日本代表のチームソング「ビクトリーロード」を発案した山本が、スクラムに勝利した要因を語った。日本はスクラムに入る直前「体格に勝るアイルランドの近くに(スクラムを)セットして、まずは相手に窮屈さを感じさせた」という。小杉も「そんなところから細かいジャブを入れてんねや」と驚いた。

 山本は序盤、スクラムは押され気味だったことを指摘。だが「そこでアイルランドの選手が『押せる』と思って、姿勢が一瞬浮いた。フォワード8人でスクラムを組むのではなく、個人プレーになった」と解説。具がアイルランドのスクラムを突破したのは、その間隙を突いたプレーだったという。

 さらに具はスクラムの中で選手同士の会話があったことを明かし、フッカー・堀江翔太(34=パナソニックワイルドナイツ)が「今」と号令を掛けた瞬間、全員の力を結集し押し返したそうだ。山本は「普通は100%の力を出しながら『今』とかは言えないですよ。でも、堀江さんはそれができる」と語った。MCの武井壮から「今の話聞いてどう?」と話を振られた小杉は「酒、飲みながら見たいわ。何回も見たい、何回も聞きたいわ~」とラグビーファンの顔を見せた。

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2020年7月28日のニュース