「半沢直樹」総合視聴率も初回から“大台”超え33・0%!録画も高水準 タイムシフト13・9%

[ 2020年7月28日 11:00 ]

日曜劇場「半沢直樹」の主演を務める堺雅人(C)TBS
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 今月19日に放送された俳優・堺雅人(46)主演によるTBS日曜劇場「半沢直樹」(日曜後9・00)7年ぶり続編・初回の総合視聴率が33・0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、世帯)だったことが28日、分かった。総合視聴率はリアルタイム視聴率とタイムシフト視聴率の合計(重複は差し引く)で、「半沢直樹」初回はリアルタイム視聴率22・0%、タイムシフト視聴率13・9%。リアルタイム視聴率は前作(2013年7月期)初回の19・4%を上回る大台超え好発進だったが、「録画再生率」「録画視聴率」とも呼ばれるタイムシフト視聴率も初回から高水準だった。

 ビデオリサーチが2016年10月3日から新たな視聴率調査を開始。録画機器の性能向上、スマートフォンなどを使用したスマートデバイスによるテレビ視聴など、多様化した視聴形態に即した視聴率算出が近年の課題だったが、検討を重ね「総合視聴率」「タイムシフト視聴率」を新しい指標として採り入れた。

 総合視聴率とは、リアルタイム視聴率とタイムシフト視聴率(録画機器などで放送後7日以内、168時間以内に視聴)の合計(重複は差し引く)。

 ビデオリサーチが1クール毎に発表している「タイムシフト視聴率上位30番組」「総合視聴率上位30番組」を見ると、タイムシフト視聴率は2016年10月期「逃げるは恥だが役に立つ・最終回」の17・5%を筆頭に、18年1月期「99・9―刑事専門弁護士―」の14・9%など14%台を記録したドラマもいくつかあるが、「半沢直樹」も初回から13・9%の高水準。20年1月期「テセウスの船・最終回」の13・6%を上回り、18年7月期「義母と娘のブルース・最終回」の13・9%と並んだ。

 総合視聴率30%超えのドラマ(同一番組は高位のみ)も限られ、16年10月期「逃げるは恥だが役に立つ・最終回」の33・1%、「ドクターX~外科医・大門未知子~・最終回」の32・0%、17年10月期「ドクターX~外科医・大門未知子~・最終回」の35・2%、「陸王・最終回」の30・3%、18年1月期「99・99―刑事専門弁護士―・最終回」の31・0%、18年7月期「義母と娘のブルース・最終回」の30・2%、「半分、青い。・最終回」の30・5%、19年10月期「ドクターX~外科医・大門未知子~・最終回」の31・0%などしかない。

 リアルタイム視聴率とともに、総合視聴率&タイムシフト視聴率の推移も注目される。

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2020年7月28日のニュース