“師匠”コシノジュンコさん「元気印の寛斎さんがいなくなると、日本はより暗くなります」

[ 2020年7月28日 05:30 ]

2016年2月にコシノジュンコさんのラジオ「MASACA」(TBSラジオ)にゲスト出演した山本寛斎さん(C)TBSラジオ「コシノジュンコ MASACA」
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 国際的なファッションデザイナーでイベントプロデューサーとしても活躍した山本寛斎(やまもと・かんさい、本名同じ=やまもと・のぶよし)さんが21日、急性骨髄性白血病のため死去した。76歳。

 寛斎さんがアトリエで働いていた“師匠”コシノジュンコさん(80)は「世の中が落ち込んでいるこのような時に、元気印の寛斎さんがいなくなると日本はより暗くなります。残念です」と悲しみのコメントを寄せた。出会いは、寛斎さんから突然「(自分が着ていた)ショッキングピンクのコートの裏を見せてください」と声を掛けられたこと。住所を教えると翌日いきなり家に来て土下座し「弟子にしてください」と言われたという。

 コシノさんの元から独立した後は、同業者としてイベントなどで共演。2016年2月、コシノさんのTBSラジオ「コシノジュンコ MASACA」に寛斎さんがゲスト出演。2人の出会いや衣装について語った。

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