堂本光一「寛斎さんの衣装を身にまとえたことは誇り」 思い胸に9月上演決定主演舞台に挑む

[ 2020年7月28日 05:30 ]

KinKi Kidsの堂本光一
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 KinKi Kidsの堂本光一(41)が急性骨髄性白血病のため亡くなったファッションデザイナーの山本寛斎さん(享年76)を追悼した。2010年に寛斎さんが総指揮を務めたショー「七人の侍」に主演。「とにかく豪快な方で、やれることは全部やろう、あなたの武器を全部くださいと言われたのがとても印象的でした」としのんだ。

 寛斎さんの豪華なショーは、舞台でも活躍する堂本にとっても大いに刺激になった。「衣装だけで1億円超えの豪華絢爛(けんらん)なショーでしたが寛斎さんがデザインする衣装を身にまとえたことは私にとって誇りです」と振り返った。

 ファッションだけでなく大規模なショーでも世界を魅了した寛斎さんに倣えとばかりに、堂本も舞台に立つ。新型コロナウイルスのため3月に公演が中止になった主演舞台「Endless SHOCK」のスピンオフ作品「Endless SHOCK Eternal」が、9月15日から大阪・梅田芸術劇場で上演されることが決定。オリジナル作品は殺陣で俳優同士の接近、大がかりなセットで多数のスタッフが必要なため脚本を変更。オリジナルの3年後の設定の舞台とし、堂本が大階段から転げ落ちる“階段落ち”や、客席の上を飛翔する“フライング”は封印する。

 KAT―TUNの上田竜也(36)や前田美波里(71)、梅田彩佳(31)ら中止となった公演のメインキャストが引き続き出演するが、スタッフ・キャストの規模は従来の約3分の2となる約70人まで縮小する。「どんな形なら、今の世の中でもやれるのか考えました」と堂本。舞台のテーマ「Show must go on(何があっても舞台を続けなければならない)」の精神を貫く。28日正午、公演公式サイトが立ち上がる。

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2020年7月28日のニュース