世界的デザイナー、山本寛斎さん ファッションとの出合いは両親の影響

[ 2020年7月28日 05:30 ]

山本寛斎さん
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 国際的なファッションデザイナーでイベントプロデューサーとしても活躍した山本寛斎(やまもと・かんさい、本名同じ=やまもと・のぶよし)さんが21日、急性骨髄性白血病のため死去した。76歳。

 寛斎さんがファッションの道に進んだのは両親の影響だった。両親が離婚後、父親に引き取られ、高知から祖母のいる岐阜へ移住。父親が洋服縫製業を始め、中学生の寛斎さんも手伝いがてらミシンを踏むようになった。大学進学のため18歳で上京した際、横浜で洋裁教室を開いていた実母と11年ぶりに再会。母とのやりとりの中で新人デザイナーのコンテスト「装苑賞」の存在を知り応募。本格的なデザイナーへの道を歩みだした。

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