清原和博氏、薬物断った後はうつ病との闘い「生きている価値があるのかと」

[ 2020年7月28日 22:33 ]

清原和博氏
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 元プロ野球選手の清原和博氏(52)が、28日放送の日本テレビ「ザ!世界仰天ニュース」(後9・00)に出演。実体験をもとに薬物の怖さを語った。

 先月15日に覚醒剤取締法違反などの罪での執行猶予が明けてから、初めてゴールデンタイムのテレビに登場。薬物に手を出して依存症となり、逮捕、保釈からその後の生活までを本人のインタビューとVTRで再現。清原氏は「何事にも負けたことはなかった。初めて敗北を認めたのはこの薬」と話した。

 16年2月2日に覚醒剤取締法違反で現行犯逮捕された清原氏。逮捕から44日後に保釈されたが、薬物を断ってからは激しいうつ病との闘いだったという。

 薬物をやめてから数カ月経つと朝が怖くなった。目が覚めても起き上がることができず、ボーっとして、一日中何をするか考えられない。心が重く、身体も思い。激しいうつの症状があらわれた。実は、うつの症状は使用した覚せい剤の量に比例するといわれている。清原氏のうつ症状は重く、使用した覚せい剤の量が大量だったことがうかがわれた。

 清原氏はうつ状態だった時のことを振り返り、「外に出たくない。朝か夜かも分からず、1日1日が過ぎていく。うつ病を患って、自分は生きている価値があるのか、存在を消してしまいたいと、そんなことばかり考えていた」と打ち明けた。

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2020年7月28日のニュース