玉川徹氏、赤江珠緒アナから聞いた医療従事者の“現場の声”「アビガンなるべく早く使いたい」

[ 2020年5月8日 09:42 ]

 テレビ朝日の玉川徹氏が8日、同局「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜前8・00)に出演。新型コロナウイルスに感染し入院していたフリーアナウンサー赤江珠緒(45)から聞いた、医療従事者の治療薬に対する“現場の声”を伝えた。

 「きのう赤江珠緒さんと電話で話をしまして」と切り出した玉川氏。「彼女は入院しながら取材みたいなことをやっていたんですけど、実際にコロナ患者の臨床をやっている現場のお医者さんに話を聞いている。アビガンに関しては、現場の使っている感じからするとやっぱり効くと。なるべく早く使いたいということみたいです」と効果が期待される新型インフルエンザ治療薬「アビガン」に対する医療従事者の声を、赤江アナに代わって伝えた。

 また、7日に厚生労働省が治療薬として承認した「レムデシビル」と、重症肺炎を改善させる特効薬として期待されている関節リウマチ治療薬「アクテムラ」に関しても、赤江アナから伝え聞いた内容を説明。

 レムデシビルについては「まだ一つの病院でしか使えてないそうで、これはちょっとわからない」と話し、アクテムラについては「臨床の感覚としては、免疫の暴走を抑えるので肺炎が重症化している時には効きがいいみたい。ただ難しいのは、早めに使うと免疫を抑えてしまうので。免疫で戦う感染症には二律背反がある。タイミングが難しいと現場のお医者さんは言っている」とした。

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2020年5月8日のニュース