バッド・カンパニーの元ボーカル　ブライアン・ハウ氏が急死　66歳

急死した元バッド・カンパニーのブライアン・ハウ氏（AP）
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　英国のロックバンドで、北米で絶大な人気を誇ったバッド・カンパニーの元リード・ボーカル、ブライアン・ハウ氏が7日、米フロリダ州レイク・プラシッドの自宅で心臓発作を引き起こして倒れ、救急隊員が駆け付けたものの帰らぬ人となった。66歳だった。

　ハウ氏は1986年、バッド・カンパニーの初代ボーカル、ポール・ロジャース（70＝1998年の再結成時に復帰）の脱退に伴って加入。「Dangerous　Age（1988年）」、「Holy　Water（1990年）」といった人気アルバムの製作に関わった。1994年にソロに転身。今年に入っても精力的にコンサートをこなし、新型コロナウイルスの感染拡大が表面化するまでツアーを行っていた。

　長年の友人でマネジャーを務めているポール・イーストン氏は「愛情深い父親、友人、そして音楽界の象徴的存在だったブライアンの訃報を伝えなくてはならず、本当に残念でならない」とコメントしている。