東国原英夫 専門家会議のPCR見解に「2カ月待ちました。もうそろそろできるだろうと…」

[ 2020年5月8日 15:52 ]

東国原英夫
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 元宮崎県知事で衆院議員も務めたタレントの東国原英夫(62)が8日、フジテレビ系「バイキング」(月~金曜前11・55)に出演。新型コロナウイルス対策を検討する政府の専門家会議(座長・脇田隆字国立感染症研究所長)が4日の記者会見で、PCR検査の現状に「今のままでは不十分」と危機感を示したことに言及した。

 同会議の尾身茂副座長は、PCR検査を早期拡充できなかった理由について「帰国者・接触相談センター機能を担っていた保健所の業務過多だった」「入院先を確保するための仕組みが不十分だった」「検体採取者が十分でなく、検査実施のマスクや防護服の医療具も不足」などを挙げた。

 東国原は「専門家会議もなんか聞いてると、あいまいな表現しか言えないんでしょうけどね、未知のウイルスですから。でももうちょっと明確ににスパッスパッと言って欲しいなというのと、対案なんかも出してほしいなというのもありますね。1つの意見だけじゃなくて」と指摘。そして「いろんな協議をされてるんでしょうけど、あの中でね。PCR検査っていうのは、初期のころから検査数を最大化しろと言ってきました。できない理由をずっと言われてきたんですよね。でも2カ月待ちました。もうそろそろできるだろうという感じがします」とした。

 また「PCR検査をする技士の数が少ないと。僕、前にこの番組で言いました。全国に6万、7万いますよ、その1割くらいの6000、7000人くらいができますよって言って、それを指摘したら、この人たちも他の検査で忙しいんですっておっしゃった」とし、「えーっと思ったんですよ。やる気があるんだったら、この6000人、7000人を総動員して、緊急事態宣言なんだから、これに集中させるとか、唾液の検査とかドライブスルーとか検査キッドだとか、ありとあらゆる手段を総動員して検査の数を増やすべきだった」と話した。

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2020年5月8日のニュース