小倉智昭キャスター PCR検査数に「言ってることとやってることのつじつまが合わなくなってきてる」

[ 2020年5月8日 11:06 ]

キャスターの小倉智昭氏
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 キャスターの小倉智昭氏(72)が8日、MCを務めるフジテレビ「とくダネ」(月~金曜前8・00)に出演。欧米諸国などと比べ実施件数が少ない新型コロナウイルスのPCR検査数についてコメントした。

 PCR検査の実施可能数を1日2万件に増やす意向を表明していた安倍晋三首相は6日のテレビ番組で「大都市、特に東京で目詰まりがあった」と不備を認めたが、小倉氏は、新型コロナウイルス感染症患者の軽症者や無症状の人の療養先が足りなくなったことを例に挙げ、「ホテルを借り上げたり、さまざまな警察の施設を使ったりとか、東京都をはじめそれぞれの県が一生懸命ベッドをかき集めるようにして数字を発表するじゃないですか。その数字を足したらかなり余裕があると思うんですよ」と指摘。

 その上で、「だからPCR検査もそうなんですよ。2万件までできますって言っといて、実際にはやってないってことは、それは余裕がありますよってことの裏返しだと思うんですよね。言ってることとやってることのつじつまが合わなくなってきてるんじゃないですかね」と話した。

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2020年5月8日のニュース