「うる星やつら」ラム役・平野文がTBS「MIU404」初回ゲスト「塚原マジックに委ねるだけだっちゃ」

[ 2020年3月18日 06:00 ]

金曜ドラマ「MIU404」に出演する(左から)金井勇太、渡邊圭祐、生瀬勝久、平野文(C)TBS
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 アニメ「うる星やつら」のヒロイン・ラム役などで知られる声優の平野文が、4月スタートのTBS金曜ドラマ「MIU404」(金曜後10・00)の初回に事件のキーパーソン役でゲスト出演することが17日、分かった。「アンナチュラル」などの演出を手掛けた塚原あゆ子監督の“原点”が劇場版アニメ「うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー」(1984年公開)という縁。平野は出演オファーに「まさか」と驚きながらも「“塚原マジック”に委ねるだけ、だっちゃ、です!」と“ラムちゃん語”でアピールした。

 2017年10月期「コウノドリ」以来、約2年半ぶりの共演となる綾野剛(38)と星野源(39)がダブル主演。初動捜査を専門とした警視庁刑事部の組織「第4機動捜査隊」、通称“4機捜”の活躍を描く。18年1月期「アンナチュラル」と同じ、脚本・野木亜紀子氏、監督・塚原氏、プロデューサー・新井順子氏が再びタッグ。「アンナチュラル」の主題歌「Lemon」に続き、シンガー・ソングライターの米津玄師(29)が主題歌として新曲「感電」を書き下ろした。

 平野の初回ゲストの他、渡邊圭祐(26)が自らを“特派員REC(レック)”と名乗るウェブ動画チャンネル運営者、金井勇太(34)が第1機捜隊員の糸巻貴志、生瀬勝久(59)が刑事部のトップ・我孫子豆治を演じることも決定した。

 平野は初回に巻き起こる事件のキーパーソンとして、明るく優しいおばあちゃん・西田ふみこを熱演。TBS連続ドラマへの出演は04年7月期「世界の中心で、愛をさけぶ」のラジオDJ役などがある。

 平野は「驚きました。まさか、このような素晴らしいチームからお声がけをいただくとは」と目を丸くしながらも「それこそ『わたくしなんぞで、よろしいのでしょうか』。すると、監督の塚原さんは『私は“うる星やつら”の“ビューティフル・ドリーマー”を見て、この道に進もう、と決めたのです』。『うる星やつら』は、私の声優デビュー作品です。頂いた台本には『あ。だからなのか!?』というようなシーンも…。その上、このたびのお役は、実年齢をブンと上回る、ばーちゃんです。あれこれ、驚きました。監督からのリクエストは、思わず心配したくなるような、ばーちゃん。もちろん、声だけでの演技ではありません。メイクさんをはじめとするスタッフ陣の職人技に、大いに助けていただきました。果たして…。あとは“塚原マジック”に委ねるだけ、だっちゃ、です!」と撮影を振り返り、感謝した。

 ▼渡邊圭祐 この度、特派員RECを演じさせていただきます、渡邊圭祐です。彼は謎に満ちていて、この先どうなっていくのか、僕もまだ知りません。今の時代らしく、ライブ配信を生業にするRECが、物語にどのように絡み、影響を及ぼしていくのか、自分自身とても楽しみにしています。皆さまに毎週楽しんでいただけるよう、作品の1つのピースとして尽力していきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。

 ▼金井勇太 刑事モノのオリジナルエンターテインメント。全角でたった20文字の超難関に挑まんとする最強のチームが集いました。僕は綾野剛さんとは5年ぶり、星野源さんとは17年ぶり(!)の共演で、シーン尻のアドリブが止まりません。撮影はまだ始まったばかり。この先、糸巻くんがどんな形で機捜のみんなをサポートできるか楽しみです。制作陣の「今の、この2020年にお客さまが見て満足するものを!」という意気込みに強く賛同し、エンターテインメントの底力、機動力をフルに生かしてお届けします。

 ▼生瀬勝久 脚本家の野木さん、監督の塚原さん、このお二人に料理していただきます!麻生(久美子)さんとのお芝居も楽しみです。のらりくらりやりますよ!

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2020年3月18日のニュース