前田敦子、蒼井優、TAMA映画賞授賞式であふれる映画愛を語る

[ 2019年11月17日 19:38 ]

TAMA映画賞授賞式に出席した前田敦子
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 第11回TAMA映画賞授賞式が17日、東京都八王子市の中央大学クレセントホールで行われ、最優秀女優賞を受賞した女優の前田敦子(28)と蒼井優(34)が出席した。

 2012年にも同映画賞の最優秀新進女優賞を受賞している前田は、「あれが、女優としていただいた初めての賞でした。再びこの場に戻ってくることができて本当にうれしい」と喜んだ。

 受賞対象作の「旅のおわり世界のはじまり」(監督黒沢清)では、ウズベキスタンを訪れるテレビレポーター役を演じた前田。そのオファーは「ウズベキスタンといったら前田敦子じゃないか?」という、黒沢監督の謎の思いつきがきっかけだったという。

 しかし現場での演技指導は容赦なかったそうで、「監督の独特の感性に沿ったイメージでの芝居を求められたので、ただただついていきました」と振り返った。

 同作の他、女子高生役を演じた「町田くんの世界」(監督石井裕也)など、今年は多くの映画に出演。「今年はこれまでで一番多くの作品に参加させていただきました。映画の世界は夢が詰まっていて、やればやるほどわくわくします。また映画にがっつり携われるよう、ひたむきにがんばっていきたい」と抱負を語った。

 一方の蒼井も、16年の最優秀女優賞以来、同映画賞では2度目の受賞。この1年で最も印象深かった作品として「斬、」(監督塚本晋也)を挙げ、「映画を作る喜びと美しさを体感できたのは、自分にとって何にも代えがたい経験だった」と語った。

 また、今年の同賞の最優秀作品賞を受賞した「長いお別れ」(監督中野量太)では、師と仰ぐ山崎努(82)との共演も実現。特段の演劇好きだったわけではなく、劇団所属経験もないまま芸能界に入ったため、演技をどう勉強していいのかわからなかった蒼井は10代後半、山崎の著書「俳優のノート」を教科書代わりにして、芝居とは、俳優とは何かを学んだと告白。その山崎とのシーンの思い出を聞かれると、「たとえば腕を組んで歩くシーンでも、カメラに映っていないのにリハーサルの時から毎回、力の入れ方とかを変えたりして、ベテランなのにいろいろな挑戦をされるんです。その姿を目の当たりにして、私みたいなキャリアだったらもっと大胆に挑戦しなきゃって学ばせていただいて。(共演して)また好きになってしまいました」と語った。

 スピーチ中、自身を指して何度も「映画人」という言葉を使った蒼井。授賞式に詰めかけた観客に「みなさん、どうかこれからも映画を信じていただけたら」と、映画愛あふれるメッセージを送っていた。

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