「スカーレット」第5週平均視聴率19・1%

[ 2019年11月5日 10:10 ]

連続テレビ小説「スカーレット」でヒロインを務める戸田恵梨香
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 女優の戸田恵梨香(31)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「スカーレット」(月~土曜前8・00)の第5週の平均視聴率が19・1%(ビデオリサーチ調べのデータを基に算出、関東地区)だったことが5日、分かった。第1週の平均は19・8%で、1週目の平均としては「ひよっこ」(17年前期)以来、5作ぶりの大台割れでスタートし、第2週は20・2%で初の大台突破も、その後は第3週は19・7%、第4週18・9%と推移していた。

 各日の番組平均は10月28日=17・9%、同29日=19・1%、同30日=19・5%、同31日=19・0%、11月1日=20・0%、同2日=19・1%だった。

 朝ドラ通算101作目。タイトルの「スカーレット」とは「緋色」のこと。フジテレビ「夏子の酒」「妹よ」「みにくいアヒルの子」、日本テレビ「ホタルノヒカリ」などで知られる脚本家の水橋文美江氏(55)が朝ドラに初挑戦するオリジナル作品。“焼き物の里”滋賀・信楽を舞台に、女性陶芸家の草分けとして歩み始める1937年(昭12)大阪生まれのヒロイン・川原喜美子(戸田)の波乱万丈の生涯を描く。来年3月28日まで全150回。

 第5週は「ときめきは甘く苦く」。喜美子(戸田)の協力が実って、圭介(溝端淳平)の片思いの相手・あき子(佐津川愛美)が荒木荘にやってくる。なぜか落ち込んだ喜美子は、ちや子(水野美紀)に圭介への恋心を指摘されてようやく気づく。しかし喜美子を妹のようにかわいがる圭介に、あき子は逆に嫉妬。喜美子の初恋は思いがけない方向に。絵が大好きな喜美子は、大阪に来てからも描くことを続けていた。女中の仕事のかたわらで本格的に絵の勉強をしたいと思い始め、学校の特別講師でもある世界的な芸術家・ジョージ富士川(西川貴教)のサイン会に行くことに。そこに現れたのは、8年ぶりに会う草間宗一郎(佐藤隆太)だった。草間は荒木荘の住人の雄太郎(木本武宏)や、さだ(羽野晶紀)とも打ち解ける。戦後ずっと、離れ離れになった妻を探し続けてきたのだが、大阪にいることがわかったのだという。しかし今は別の男性と一緒にいると聞いて、喜美子も戸惑う。喜美子に強く勧められて、草間は妻に会って思いを伝えることにする…という展開だった。

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