大黒摩季が涙で明かす“盟友”ZARD坂井泉水さんの死 「私が代わりたかった」

[ 2019年10月17日 22:59 ]

歌手の大黒摩季
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 歌手の大黒摩季(49)が17日放送のフジテレビ「直撃!シンソウ坂上SP」(木曜後7・57)に出演、12年前、40歳の若さで早世したZARDの坂井泉水さんについて「泉ちゃんは世の中に必要な人。私が代わってあげたかった」と、盟友の訃報を聞いたときの心境を語り、涙を流した。

 この日の「シンソウ坂上」はZARDのボーカリスト、坂井泉水さんを特集した。

 大黒は、坂井さんのデビュー曲「Good-bye My Loneliness」などでバックコーラスを務めた仲。

 初対面のとき、坂井さんは2歳年下の大黒に「すっごい丁寧に」あいさつしてきたという。大黒は「私なんか一番ペーペーなのに…。品があって、キラキラしていたのを覚えている」と振り返った。

 坂井さんがボーカルを務めたZARDは「負けないで」「揺れる想い」「マイフレンド」など立て続けにミリオンヒットを連発、トップアーティストとして成長していく。

 だが、坂井さんは事務所の方針もあってテレビの歌番組にもコンサートにも滅多に登場せず、「存在しないのではないか」という“都市伝説”まで生まれた。

 芸能メディアはベールに包まれた歌姫の素顔をスクープしようと躍起になっていた。その当時のちょっとしたエピソードを大黒が打ち明けた。

 「ヘアピン、忘れちゃった」と、あるとき、坂井さんが小声で話しかけてきた。「ねえ、一緒に買いに行ってくれる?」。大黒は「それなら私がちゃっと買ってくる…」と言ったが、坂井は「一緒に行こうよ」と誘ってくる。

 大黒は「葛藤した」という。どこにメディアの取材陣が潜んでいるかわからない。「外に出かけて(もしメディアに見つかったら)怒られるのは私。撮られたら大変だ。でも絶対行きたいって…小悪魔っぽい顔するんですよ」と懐かしそうに振り返った。

 坂井さんは晩年、子宮頸がんなど病に苦しめられた。自身も婦人科系の病を患った大黒は「誰にも痛いって言えない。それでもレコードディングに挑んで(病気の影響で出にくい)高音を出して…。その彼女が苦しいときに私のところにこそっと来た。歌いたかったんだろうな」と坂井さんの辛さを感じていた。
 
 2007年5月、坂井さんは入院先で不慮の転落死を遂げた。大黒が訃報を聞いたのは、デビュー15周年ライブが終わった直後だった。

 「本当に口が聞けなかった。体が動かなくなった」とあまりの衝撃にぼう然となった。

 そして「代わってあげたいと思いましたね。私が死んだってだれも何とも思わない。泉水ちゃんは世の中に必要な人。私の歌は女子の一時の気持ちを発散させるだけ。泉水ちゃんみたいな歌の人は生きていないと…。代わってやりたかった」と悲痛な思いを語り、涙が止まらなかった。

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