やらせ発覚のテレ朝「スーパーJチャンネル」番組内で謝罪 渡辺アナ「初心に立ち返ります」

[ 2019年10月17日 18:13 ]

テレビ朝日の社屋
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 情報企画コーナーでのやらせが発覚したテレビ朝日の報道番組「スーパーJチャンネル」(月~金曜後4・50)が17日、放送され、メインキャスターを務める渡辺宜嗣アナウンサー(64)が謝罪した。

 番組中盤、渡辺アナが今回の問題について「その経緯と内容をご報告します」と話し、VTRで経緯を説明。「特集企画で不適切な演出、知人を“客”として紹介」したとした。渡辺アナが「同じような事態を繰り返さない為、制作体制の問題点についてテレビ朝日ではさらに検証を続けております」と述べた。

 神妙な面持ちの渡辺アナは、「私はいつもフェアであることを心がけて、正直で謙虚な姿勢での番組作りを目指してきました。しかし今回、私たちの番組がこのような不祥事を起こし、見てくださっている視聴者の皆さま信頼を裏切ってしまったこと、深く反省しております。本当に申し訳ありませんでした」と謝罪。続けて、「そしてもう一度初心に立ち返ります。申し訳ありませんでした」と語り、頭を下げた。

 同局は16日夜に会見を開き、3月15日の放送回でやらせがあったと発表。業務用スーパーを個人利用する客の人間模様を描く企画において、登場した5人の客が、実際は番組の男性ディレクター(49)の知人で、ディレクターは事前に取材日程を教え店では初対面を装っていた。

 ディレクターは派遣会社の所属。昨年3月にテレビ朝日子会社の「テレビ朝日映像」に派遣され、俳優養成教室の講師もしており、客5人のうち4人は教室の生徒だった。謝礼は支払っていないという。業務スーパー側は演出には関わっておらず、ディレクターへの謝礼や報酬などの贈与もなかった。やらせは匿名の情報提供で発覚し、金曜日の当該企画枠は放送を中止。テレ朝の調査にディレクターは「番組制作に自信を失っていた」と話しているという。

 16日の会見で篠塚浩常務は「番組への信用を著しく毀損(きそん)する重大な問題」と述べ、同局から子会社への指示体系や制作体制に問題がなかったかについては「徹底的に検証していく」としていた。

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