テレ朝・坪井アナ 東京五輪マラソン札幌開催案に困惑「我が家でもどうしようかって」

[ 2019年10月17日 10:42 ]

テレビ朝日の坪井直樹アナウンサー
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 テレビ朝日の坪井直樹アナウンサー(50)が17日、メーンキャスターを務める同局の「グッド!モーニング」(月~金曜前4・55)に出演。国際オリンピック委員会(IOC)が陸上のマラソンと競歩を札幌開催に変更する代替案の検討に入ったと発表されたことを受け、見解を示した。

 「選手側にとってみれば、東京五輪のために調整をしてきて、先月も同じコースも走っているのい、ひっくり返されるというのはちょっと困惑の声、聞こえますね」と語ると、坪井アナは「ただ、私も男子マラソンのチケット買っているんですが、我が家でもどうしようかってなっていて…」と自身もマラソンのチケットを購入済みであることを明かした。

 そうしたチケットを購入した立場で「やっぱりチケットを持っている人とか、地元のお店とかホテルとか、移動手段とかいろいろ、もちろん、大会を運営する人たち、多くの人たちにこのタイミングですから影響出ますよね」と坪井アナ。「もちろん、札幌がダメだとか、イヤだとかいうわけではないんです。なぜ札幌にしようとしているのか、IOCがどんな背景で、どんな選手たちの声をすくったのかどうか、その辺の説明がまったくないので、東京都やJOC(日本オリンピック委員会)が説明を求めるべきだと思います」と続けた。

 IOCは16日に、懸念が高まっている東京五輪の暑さ対策として、陸上のマラソンと競歩を札幌開催に変更する代替案の検討に入ったと発表。IOCは大会組織委員会などと協議を進める方針で、五輪の準備状況を監督する調整委員会が30日から都内で開く会合でも話し合う。一方で、開幕まで300日を切っての開催地変更は、一筋縄ではいかないことが予想される。公道を使う競技は、地元警察や商店街などとさまざまな調整が必要になる。また、選手らの宿泊先の確保や警備、ボランティアなどの問題も生じ「経費は確実に増える」(大会関係者)との声も出ている。

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