13日運命のスコットランド戦 実況は日テレの“名勝負請負人”

[ 2019年10月11日 09:00 ]

日本テレビの中野謙吾アナウンサー
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 ラグビーW杯で13日に行われる「日本―スコットランド」戦を日本テレビの“名勝負請負人”スポーツ実況一筋の中野謙吾アナウンサー(38)が担当することになった。日本にとっては悲願のベスト8に向けての大一番。スポニチ本紙の取材に「選手たちも4年間かけて大会に挑んでいます。自分も16年間磨いたアナウンススキルを80分にぶつけます」と熱い思いを明かした。

 同局を代表するスポーツ実況アナが、満を持して中継を手掛ける。これまでにも数多くの名シーンを見届けてきた。16年にボクシング山中慎介氏(37)がアンセルモ・モレノ(34)を劇的KOで破った試合、今年5月にゴルフ渋野日向子(20)が国内初優勝を飾った試合などを担当。実況可能なスポーツは他にもサッカー、アメフット、MotoGPなど8種類。「動いているときはボクシング並みの勢いで、プレーが止まっているときは野球やゴルフのトーンで」とその引き出しの多さも武器の一つだ。

 中でも思い入れが強いのがラグビー。W杯は07年から実況を担当しており「日本代表の直前合宿には記者が2人しかいなかったことを今でも覚えています」と回想。だが15年大会で日本が南アフリカを破る大金星を挙げると世間から注目されるようになった。帰国時には羽田空港に報道陣やファンが500人集まるなど一躍脚光を浴びた。「大勢のマスコミを見た大野均選手が会見で“これが見たかった光景でした”と話した時、僕も泣いていました」と振り返る。

 そして迎えた今大会。2月ごろから本格的にテストマッチやスーパーラグビーの現場に足を運び、選手の声を直接取材。スコットランド代表の特徴を研究するため、カメラが回っていなくとも現地を訪問した。試合がある日には街中がお祭り騒ぎになるなど、同国のラグビー熱を目の当たりにしたことも実況に生かされる。

 13日の試合は、台風19号の影響で開催に不安を抱えている。「めちゃくちゃ気がかりです。台風が発生したと分かった時には、2日くらい何も手につかなかったです」。だが準備は万端だ。「勝ってくれるのが一番ですが、ラグビーというスポーツを日本中の人たちがこれからも好きになってほしい」。その思いをかなえるため、あとは選手たちとともにキックオフを待ち望んでいる。

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