安藤和津　新井浩文被告初公判に「釈然としない。いち女性としたら…」

安藤和津
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　エッセイストでタレントの安藤和津（71）が3日、フジテレビ「バイキング」（月～金曜前11・00）に生出演。派遣型マッサージ店の女性従業員に乱暴したとして強制性交の罪に問われた元俳優・新井浩文（本名・朴慶培＝パク・キョンベ）被告（40）の初公判から一夜明け、「私の中では釈然としない」などとコメントした。

　２日に東京地裁（滝岡俊文裁判官）で開かれた公判で、新井被告は被害女性に謝罪した上で「同意があった」などと無罪を主張。新井被告側は示談金2000万円を申し出たが、被害女性に拒否されていたことや、事件当時の詳細なやり取りが明らかになった。

　これについて安藤は「仕事上ちょっと関りがあったんで」と新井被告との関係を述べたうえで、「とっても私もショックです。こういうのが次々と出てくると」と公判で明らかになった新井被告についての印象を語った。

　さらに「私の中では釈然としない。いち女性としたらば、被害者の女性の立場で考えたら、たった一晩の、たった1回の性欲のために、女性の人生にかなり影を落としてますよね。立ち直れないぐらい」と事件について指摘。「もう一方で新井被告は、あんなにいい形で俳優としてのキャリアを積み重ねて、これからもっと伸びるはずだったのを、たった一晩のこのことで全部台無しにして、周りの人にいっぱい迷惑をかけちゃって」と続けた。

　そして「本当の男の人に言いたい。1回の性欲が人生をダメにする」と強調すると、MCの坂上忍(52)は「僕らも歳も歳なんで」と、安藤の苦言にうなずいた。

　坂上は新井被告に対して「主張する権利は誰にもあるんですけど…願わくは正直に言って欲しいな」と望んでおり、今月26日に予定する次回公判での被告人質問を注視する構えを見せた。