壮観!「HOKUSAI」世界的浮世絵師の生涯、豪華キャストで描く

[ 2019年8月7日 04:00 ]

映画「HOKUSAI」に出演する(上段左から)柳楽優弥、田中泯、(下段左から)阿部寛、瑛太、玉木宏
Photo By 提供写真

 浮世絵師・葛飾北斎の生涯をテーマにした映画「HOKUSAI」が2020年初夏に公開される。北斎役は青年期を柳楽優弥(29)、老年期を田中泯(74)が演じる。

 生涯で3万点を超える作品を発表し、米写真誌「ライフ」の「この1000年で最も重要な功績を残した世界の人物100人」に日本人で唯一選ばれた人物。撮影はすでに終了。柳楽は「世界的スターである北斎さえも、売れない時期や苦しい時代があったということを知られてうれしかったですし、夢を感じました」とコメント。元々北斎好きだった田中は「大勢の人の前で北斎になることができる、というチャンスをいただけたことは本当に幸せなことだと思います」と喜んだ。

 今作では北斎の波瀾(はらん)万丈の人生を描く。生涯全てを扱う映画は、意外にも初めて。この一大プロジェクトに豪華キャストが集結。北斎の浮世絵を出版する版元である蔦屋重三郎を阿部寛(55)、北斎が本の挿絵を描いた戯作者の柳亭種彦を瑛太(36)、北斎がライバル視した浮世絵師・喜多川歌麿を玉木宏(39)が演じる。

 阿部は「それぞれの絵師たちの生きざま、そして僕の演じた蔦屋重三郎の生きざまをぜひ見てほしい」と力説。瑛太は「芸術的なことに身を置く人間として何を覚悟して人前に立つのか、田中泯さん演じる北斎から教わりました」と感銘を受けた。玉木は「浮世絵やセットも色彩豊かで、心に残る、心に響く、日本ならではの作品になっていると思います」と自信を見せた。

 柳楽は現役浮世絵師から手ほどきを受け、実際に浮世絵を描くシーンもある。日本映画界を代表するキャストの競演とともに、北斎の作品がどのように登場するのかも見どころになりそうだ。

 ◆葛飾北斎 1760年ごろに誕生し1850年ごろに死去したといわれる。代表作は富士山を主題にした「富嶽(ふがく)三十六景」、日本各地の漁を題材にした「千絵の海」、人の顔や仕事道具などさまざまなものを描いた絵本「北斎漫画」など。2020年春に新たに刷新されるパスポートや、24年度から使用される新1000円札のデザインに作品が採用。ゴッホら印象派などの芸術家に多大な影響を与えた。

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