吉永小百合 核廃絶を訴え 津市で朗読コンサート

[ 2019年8月7日 05:30 ]

朗読コンサートを開催した吉永小百合
Photo By 共同

 核兵器の廃絶を訴え続けている女優の吉永小百合(74)が「第五福竜丸を想って」と題した平和を祈る朗読コンサートを津市で開いた。

 静岡県焼津市を母港とするマグロ漁船「第五福竜丸」は1954年3月、米国によるビキニ環礁の水爆実験で「死の灰」(放射性降下物)を浴び、乗組員23人が被ばく、うち久保山愛吉さん=当時(40)=が半年後に死亡した。今年はビキニ事件から65年。吉永は「小学校2年生の時、家のラジオで久保山さんのニュースを聞き、早く良くなってと祈ったことを覚えています」とあいさつした。

続きを表示

2019年8月7日のニュース