菫初段 国際戦デビュー●も健闘 世界囲碁OP戦

[ 2019年5月22日 05:30 ]

夢百合杯世界囲碁オープン戦の統合予選で、中国の王晨星五段と対局する仲邑菫段
Photo By 共同

 囲碁の最年少プロ、仲邑菫初段(10)が21日、中国・北京で開かれた夢百合杯世界囲碁オープン戦の統合予選で国際戦でのデビュー戦に臨み、中国の強豪、王晨星五段(27)に敗れた。

 今回の敗北で本戦出場はなくなったが「世界で戦える棋士」に向け、今後も武者修行を積む予定だ。同予選は日本棋院では非公式戦扱いとなる。

 女性の国際棋戦で優勝経験もある王五段は対局後「私が10歳のときよりも強い。早く成長して中国や韓国の棋士に挑んでほしい」とエールを送った。仲邑初段の父でプロ棋士の仲邑信也九段は「思った以上に互角に戦えていた」と満足げだった。

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2019年5月22日のニュース