「いだてん」第16話7・1% 過去最長GW中に大河史上最低視聴率を更新

[ 2019年5月7日 10:03 ]

「いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~」(C)NHK
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 歌舞伎俳優の中村勘九郎(37)と俳優の阿部サダヲ(48)がダブル主演するNHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~」(日曜後8・00)の第16話が4月28日に、第17話が5日に放送され、平均視聴率はそれぞれ7・1%、7・7%(いずれもビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが7日、分かった。

 前回4月21日放送の視聴率が8・7%。第16話はそこから1・6ポイント下降し、大河ドラマ史上最低視聴率を記録した。これまでのワーストは、「平清盛」(2012年)第31話(11月18日放送)の7・3%だった。

 「いだてん」は初回15・5%で、0・1ポイントながら前作「西郷どん」の初回15・4%を上回ったが、第2話は12・0%と大幅3・5ポイント減。第3話13・2%、第4話11・6%、第5話10・2%と推移し、第6話で9・9%と“史上最速”で1桁に陥落。その後も第7話=9・5%、第8話=9・3%、第9話=9・7%、第10話=8・7%、第11話=8・7%、第12話=9・3%、第13話=8・4%、第14話=9・6%、第15話=8・7%と10回連続1桁と低迷していた。

 大河ドラマ58作目の「いだてん」は、86年「いのち」以来33年ぶりの“近現代大河”。2013年前期の連続テレビ小説「あまちゃん」で社会現象を巻き起こした脚本家の宮藤氏が大河脚本に初挑戦。オリジナル作品を手掛ける。20年の東京五輪を控え、テーマは「“東京”と“オリンピック”」。日本が五輪に初参加した1912年のストックホルム大会から64年の東京五輪まで、日本の激動の半世紀を描く。

 勘九郎は「日本のマラソンの父」と称され、ストックホルム大会に日本人として五輪に初参加した金栗四三(かなくり・しそう)、阿部は水泳の前畑秀子らを見いだした名伯楽で64年の東京大会招致の立役者となった新聞記者・田畑政治(まさじ)を演じる。「昭和の大名人」と呼ばれる落語家・古今亭志ん生(1890~1973)が物語をナビゲート。志ん生役にビートたけし(71)、若き日の志ん生・美濃部孝蔵役に俳優の森山未來(34)を起用した。

 第16話は「ベルリンの壁」。1914年、教員になる道を捨て、足袋の播磨屋に居候しながらプロフェッショナルのランナーとしてベルリンオリンピックを目指し始めた四三(勘九郎)。野口(永山絢斗)や徒歩部の後輩と共に、水しぶき走法など、より過酷な状況でも走り続ける修行に励む。その頃、旅の師匠・小円朝(八十田勇一)に一座を追い出された孝蔵(森山未來)は、無銭飲食をして警察に逮捕される。獄中で偶然目にしたのは円喬(松尾スズキ)死去の記事。牢名主(マキタスポーツ)に芸を見せろと挑発されながら、孝蔵は円喬に教わった噺をこん身の力で披露。師匠との悲しすぎる別れが、彼を噺家として奮い立たせる。四三が練習に打ち込む一方で、ヨーロッパでは第一次世界大戦の規模が拡大していた…という展開。

 第17話は「いつも2人で」。1915年(大正4)、戦争でベルリンオリンピックの開催中止が決定し、選手としてのピークを迎えていた四三(勘九郎)は激しく落ち込む。ふさぎ込む姿を野口源三郎(永山絢斗)らが心配する中、熊本からやって来た妻・スヤ(綾瀬はるか)が四三の無念を受け止める。夫婦として共に痛みを分かち合い、スヤの愛を力に四三は再び走り出す。四三の再起に刺激を受けた治五郎(役所広司)は明治神宮にスタジアムを作る目標を立てる。やがて彼らは、東京ー京都間の東海道五十三次を全国の健脚たちと共に走る構想を思いつく。これが「駅伝」誕生の瞬間だった…という展開だった。

▼「いだてん」視聴率推移

1月6日 15・5%
 13日 12・0%
 20日 13・2%
 27日 11・6%

2月3日 10・2%
 10日 9・9%
 17日 9・5%
 24日 9・3%

3月3日 9・7%
 10日 8・7%
 17日 8・7%
 24日 9・3%
 31日 8・5%

4月14日 9・6%
  21日 8・7%
 28日 7・1%

5月5日 7・7%

※ビデオリサーチ調べ、関東地区

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