NHK会長、大河「いだてん」現場の奮闘語る「視聴者の声も届いている」

[ 2019年3月7日 15:52 ]

大河ドラマ「いだてん」(C)NHK
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 NHKの上田良一会長(69)が7日、東京・渋谷の同局で定例会見を行い、NHK大河ドラマ「いだてん〜東京オリムピック噺〜」(総合、日曜後8・00)の苦戦が続く視聴率について言及した。

 同番組の視聴率は先月10日放送の第6話で9・9%を記録して以来、1桁が続き、3日に放送された第9話も9・7%と厳しい状態が続いている(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。

 上田会長は「前回はシベリア鉄道の部分を描いた、全く新しい大河だった。いよいよ次回からはストックホルムでの奮闘がはじまるので、いろいろな視聴者のご意見を踏まえながら、楽しんでいただけるように現場は考えている。私も毎週楽しく見ている」とコメントした。

 大河のあり方、意義についてドラマ番組制作の幹部は「まさに現場でも考えてところ。どのようにすれば視聴者の方々に楽しんでもらえるか日々考えている。現場では(視聴率の)数字を見て一喜一憂するところもあるが、視聴者の方からの声も届いていますので、一人でも多くの視聴者に見ていただけるように頑張りたい」とコメントした。

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2019年3月7日のニュース