つんく♂、喉頭がん闘病語る「人間らしさが出てきた」 若手へのメッセージも

[ 2018年10月19日 11:20 ]

音楽プロデューサー、つんく♂
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 音楽プロデューサー、つんく♂(49)が18日に放送されたフジテレビ「直撃!シンソウ坂上」(木曜後9・00)に出演。4年前に喉頭がんを宣告された際の心境や、ハワイ移住後の生活を明かした。

 喉頭がんのために歌手の命とも言える声帯を摘出し、声を捨てて生きていくことを選んだつんく♂は、番組MCの坂上忍とテキストを介して会話。「大病し自分の弱い部分も見せられるようになった」といい、「妻にも子どもらにも甘えるところは甘えるみたいな。人間らしさが出てきたのかもしれません」と闘病生活を明かした。

 続けて、「がんなんてありえなかったわけです。計画の中に。だから、それを聞いた時は本当に信じられないというか、心臓がバクバクして止まりませんでした」とがん宣告を受けた当時を回顧。2014年に検査入院した際には「(5、6歳の長女が)病院にずっと一緒にいてくれた。自分の子どもなのにすごく頼りになったというか、その時のあたたかみを今でもふと思い出します」と家族の支えに感謝した。

 現在はハワイに移住して生活をしているが、「仕事とプライベートの線引きが逆になくなってきてます。自宅兼事務所というか作業場だし。子どもも僕の部屋に『わ〜』って入ってくるので、東京の時のようなスタジオの威厳みたいなのはないですね」と笑いつつ、「なので、若手作家に言いたい!雑音で曲が書けないとか、歌詞書くのに集中できないとか、そんなことを言ってるうちはまだまだやなと。笑」と後進にメッセージを送っていた。

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2018年10月19日のニュース