安藤和津 母介護後うつ、孫の存在で改善 発売著書でつづる

[ 2018年10月19日 05:30 ]

著書「“介護後”うつ」の出版記念会見を開いた安藤和津(撮影・安田 健二)
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 タレントでエッセイストの安藤和津(70)が18日、都内で著書「“介護後”うつ」(光文社)発売を記念した会見を開いた。

 実母荻野昌子さん(享年83)を在宅介護し、06年4月にみとった。著書では、そのころから自身を襲ったうつ病について赤裸々に告白し、孫の存在で改善したことをつづっている。映画監督の長女桃子さん(36)が15年、女優の次女サクラ(32)が17年にそれぞれ出産。「おむつを替えたりやることは介護と一緒だが、母の場合は最後は死しかない。孫は私が死んでも生きていく。それまで暗いグレーに見えていた世界が、ピンクや黄色といった鮮やかな色になった」と語った。

 現在の楽しみはサクラが主演しているNHK連続テレビ小説「まんぷく」。「朝ドラを毎日見るのは初めて。正座して見ています」と目を細めた。

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