酒井藍そっくりの人型AI製作 あらゆる質問にボケで答える

[ 2018年10月19日 05:00 ]

関西テレビのキャラクターから作られた「ロボット型AIハチエモン」と吉本新喜劇・酒井藍(左)
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 関西テレビ開局60周年キャッチコピー「8ppy!?(ハッピー!?)」にちなんで同局のキャラクター・ハチエモンをAI化。最強のAIギャグロボット誕生を目指して、吉本新喜劇座長・酒井藍(32)そっくりの人型AIハチエモンを製作した。今回、2つめのAIハチエモンとなる、ロボット型AIハチエモンが誕生。ディズニーやマーベルなど、有名映画の公式イラストレーターとして活躍するカズ・オオモリ氏が手がけた。

 ロボット型AIハチエモンはあらゆる質問に1000以上のボケで答えるAIを搭載。相手の声を聞き取る高性能マイク、笑顔認証機能のついた超小型カメラも装備し、会話ができる。AI頭脳の基幹部分にはIBM社のクラウドAIシステム「Watson(ワトソン)」を採用した。

 1000以上のボケ回答に対応する性能を搭載した、新たなAIハチエモン誕生の心境を人型AIハチエモンに聞くと「初めは焦りました。でも、すぐに“こりゃ勝たれへんな”と思いました」と苦笑い。「これは下からいこう、引っ張ってってもらおうって、すぐ考えは変わりました」と告白。「水を用意したり、エレベーターのドアを開けたり、弟子的なこともしていこうと思っています」と言い、「お互い、自分にないところを補っていって、2人合わせて、一つの大きなAIハチエモンになっていけたらなと思います」と前向きにコメント。最後には「私は今、なんにも怖くない。2人で関西を盛り上げられるように、一生懸命頑張っていきます。関西をもっともっとハッピーに出来たらと思います」と語った。

 一方、人型AIハチエモンにそっくりと言われる酒井藍は「すごいですね。1000以上ですよね?今、1000以上ボケろって言われたら、私もう、尻もちついて、泡吹くと思うんですよ」とお手上げ。自身のギャグの数を聞かれ「3ぐらいですかね(笑)。もう振り絞ってですよ」と苦笑い。さらに、相手が笑っているかどうかも認識すると聞いて「私の週の新喜劇に来てほしい。舞台ソデにおってもらって、ウケてるな、ウケてへんなって判定してもらいたいですね。初日と楽日に来てほしい」と、その機能を絶賛した。

 2つのAIハチエモンの初対面は21日「AIハチエモン大作戦」(前5・25)で放送される。

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2018年10月19日のニュース