歌丸師匠ががんを見つけてくれた…円楽、元弟子・伊集院光に語る「まだこっちに来たらだめだ、と」

[ 2018年10月16日 13:25 ]

三遊亭円楽
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 初期の肺がんで休養し、12日に仕事復帰をした落語家の三遊亭円楽(68)が16日、タレントの伊集院光(50)がパーソナリティーを務めるTBSラジオ「伊集院光とらじおと」(月〜木曜前8・30)に出演。復帰後初のメディア出演を果たした。

 9月28日に初期の肺がんであること公表し、今月4日から休養していたが、12日に行われた独演会で仕事復帰。その間、他局から出演のオファーが来ていたが、全て断っていたという。しかしかつての弟子である「伊集院の番組なら」ということで今回の出演が実現したと明かした。

 がんが分かった時の心境を聞かれると「ショックだよ。あたりまえ。ガーンだよ」とダジャレ。手術後リハビリをしていたが「どんな病気でも歩ける限りは歩かなきゃダメ。最高のリハビリは日常生活をすること」と入院生活で学んだ事を明かした。11日に退院し、翌日には独演会に出演。体調が心配されたが「気が付いたら2時間以上もしゃべっていた」と順調だったことを報告した。

 また、「(がんになった時に最初に思ったのは)歌丸師匠が呼んだと思った」と7月に死去した桂歌丸さん(享年81)が頭の中をよぎったという。「(がんを)見つけてやったよと。まだこっちに来たらだめだ。お前が落語界のためにやらないと誰もできないんだよ」と、これからの落語界の未来を託されたように感じたという。

 さらに、円楽が「(落語を)上手くなりたい」と、発言していたことを伊集院が明かすと「こうじゃなかった、ああすればよかったと気づくたびに、まだまだ上手くなる部分があるなと。上手くなりたいよ」と、落語に対し貪欲な姿勢を見せていた。

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