クリス松村、最新カード被害に…細心の注意も脅威の手口で20万円

[ 2018年4月27日 19:56 ]

クリス松村
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 タレントのクリス松村(年齢非公表)が27日放送のTBS「爆報!THEフライデー」(金曜後7・00)に出演。最新の“無差別テロ型”カード詐欺被害に遭ったと明かした。

 事件が発覚したのは2017年末。自宅にクレジットカード会社から「20万円分の旅行チケットを購入したか」と連絡が。覚えがないと答えると、何者かに不正利用されていると告げられ、被害が明るみになった。

 クリスは個人情報が流出するのを防ぐため、ネットでカード決済はしない、本名・生年月日は非公表、暗証番号は複雑な番号、ブログに自宅写真は載せないなど細心の注意を払っていたが、被害に遭ったことにショックな様子。番組にはカードやネット犯罪に詳しい専門家が出演。犯罪手口を突き止めた。

 “無差別テロ型”という最新のカード詐欺で、クリスを狙ったわけではなく、犯人は“使っていないカード”を狙っているという。「クレジットマスター」という恐怖のプログラムで、ランダムに16桁のカード番号と有効期限、セキュリティーコードの組み合わせを作成し、自動で照会するシステム。プログラムの基礎を学んだ人間なら1日で完成可能なプログラムだという。

 “使っていないカード”が狙われる理由は、明細書などを確認しないことが多いため。クリスは「自分が使ってないからお金が引き落とされるわけがないと明細書を確認しない。そこが落とし穴に…」とビックリ。だが、カード会社によって適用条件が異なるが、60日以内に詐欺にあったことを証明すれば保険適用される。

 クレジットマスター詐欺は完璧に防ぐことは不可能なため、使わないカードも利用明細のチェックが大切だと専門家。クリスは「自分の身は自分で守ることですね」と気を引き締めていた。

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2018年4月27日のニュース