デヴィ夫人独特表現で追悼「美しいまま、なお美さんらしいきれいな死」

[ 2015年10月1日 20:17 ]

川島なお美さんの通夜に参列したデヴィ夫人

川島なお美さん通夜

 24日に胆管がんのため54歳で亡くなった女優の川島なお美さんの通夜が1日夕、東京都港区の青山葬儀所で営まれた。

 動物愛護を通じて長く交流があったデヴィ夫人(75)が参列。「完璧主義のなお美さんにふさわしい最期だった。本当に寂しいけど、舞台女優として舞台で倒れて、とても素敵な死だと思う。私はうらやましい。偉いと思う。今年いっぱいは(仕事を)やりたかったと思うが、美しいまま彼女らしくてきれいな死だった。誇りに思います」と独特な表現で川島さんを悼んだ。

 タレントの山田まりや(35)は参列後に夫で俳優の草野とおる(45)と夫婦で取材に応じ、「たくさん教えてもらいました。みんなに(なお美さんの存在を)忘れて欲しくない。武勇伝を伝えていきたいです」と沈痛な面持ち。

 「長男の出産に、なおみさんが立ち会ってくれて。朝5時に駆けつけてくれて長男を抱き上げてくれました。出産前にも私を励ましてくれて不安なく産むことができました。命の恩人です」と天国の川島さんに感謝していた。

 作曲家で歌手の平尾昌晃(77)は「名古屋でスクールをやっており、高校生のときに受験しに来ていた。かわいかったなあ。部屋に入ってきただけで明るくなる。お父さんは芸能界に反対してらしく、私が家で親を説得して上京させた」と、開校したばかりのミュージックスクールの生徒だった川島さんとの思い出を振り返った。

 「生徒はみんないいコだけど、川島なお美さんは飛びっきりよかった。裏表がない。(今回の病気に関して)来春になったらまた出てくれると思っていた。絶対大丈夫と願掛けしていたけど…」と“教え子”の早すぎる死を悔しがっていた。

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