鎧塚氏、なお美さん通夜で涙「頑張ってと天国から言われてる気が…」

[ 2015年10月1日 20:25 ]

亡くなった川島なお美さんとの思い出を語る、喪主で夫の鎧塚俊彦氏

川島なお美さん通夜

 24日に胆管がんのため54歳で亡くなった女優の川島なお美さんの通夜が1日夕、東京都港区の青山葬儀所で営まれた。喪主を務めた夫でパティシエの鎧塚俊彦さん(49)は通夜終了後に取材に応じ、「最高の女房でした。『きょうは頑張ってよ』と天国から言われている気がします」と涙しながら愛妻への思いを口にした。

 芸能界からは古谷一行、川崎麻世、神田うの、南野陽子、永井大、中島美嘉、松嶋菜々子、山田邦子ら多くの弔問客が参列した。弔問客1500人、ファン800人が雨の中、川島さんとの別れを惜しんだ。

 川島さんは青山学院大学在学中に芸能界にデビュー。82年、日本テレビ「お笑いマンガ道場」でレギュラーを務めた。97年の日本テレビの主演ドラマ「失楽園」は濃厚なラブシーンが話題となった。

 13年夏に肝臓の腫瘍が見つかり、14年1月に胆管がん手術。仕事復帰し術後の経過は良好に見えたが、15年9月7日のイベントではやせ細っていて体調が心配されていた。わずか10日後にはミュージカル「パルレ」、20日には「クリスマス・キャロル」を降板。代役が決まった際には「完璧に元気になって女優に復帰できるよう当面は治療に専念させていただくことになりました」とコメントを出すなど復帰を目指していたが、叶わなかった。

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