成瀬國晴選 タイガース川柳大賞

◆成瀬 國晴(なるせ・くにはる)
1936年大阪市生まれ。イラストレーターとして、テレビ、ラジオ、新聞、雑誌、商業デザインなど幅広い分野で活躍。レポーター、番組司会者、コメンテーターとしての顔も持つ。 日本漫画家協会会員。大阪府知事文化功労者表彰。第24回上方お笑い大賞審査員特別賞受賞。2007年大阪市市民表彰(文化功労者部門)、関西ディレクター大賞・特別賞受賞。
成瀬國晴HP【naasanillust.mond.jp

タイガース川柳8月第2週 週間賞

[ 2019年8月20日 16:15 ]

<週間賞>
二軍での 点滴効いて きた木浪
  (兵庫県尼崎市・大西 啓之)

<佳作>
能面が ニコリと笑う 初勝利
   (京都府京都市・池上 博)

救世主 夢に見ていた ホームラン
  (大阪府高槻市・堀家 市次)

ゼロ12 投手胸張れ 打者は喝!
  (大阪府摂津市・前川 照男)

暑いのに 巨人戦は 寒かった
 (大阪府東大阪市・井関 俊行)

【講評】選考委員長・成瀬國晴(イラストレーター)
 6日からの9連戦は4勝4敗1分だったが、盆明けの巨人戦は3連敗し借金は7に増えた。

 家貧しくして孝子出(い)ずの例え通り、14日の中日戦で木浪選手が代打復帰して5回2死無走者から炎の6連打の口火を切った。6回には3号ソロで鬼門のナゴヤドーム5連敗を止めた。大西啓之さんは二軍を点滴と見付けて週間賞。

 この試合でリリーフした能見投手に今季初星が付いたのを池上博さんは「男は三年に片頬(ほお)」というほど笑わない能面武士の笑みを詠んで入選。

 開幕以来4番に座っていた大山選手が10日の広島戦から6番に降格された。この試合の9回、人生初の逆転サヨナラ12号3ランを放ち、悔しさを晴らした。新人堀家市次さんの会心の入選作だ。

 13日のナゴヤドームは、拙攻で20イニング連続無得点だったが、青柳投手以下5投手はよく頑張ったね、前川照男さん。

 井関俊行さん、土日はカンカン照りのデーゲームなのに寒かったね。

 ▽応募方法 〒530―8278 スポーツニッポン新聞社報道部「タイガース川柳」係。メールの場合はyakyuu-o@sponichi.co.jp、ファクスの場合は(電)06(6346)8574まで。〒住所、氏名、年齢を記入のこと。次回は25日必着。掲載は27日。 

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