日本ハム・新庄監督 阪神ユニNPBから警告受けた 極秘で計画のサプライズ「怒られても別にいい」

[ 2024年5月29日 23:43 ]

交流戦   日本ハム8―2阪神 ( 2024年5月29日    甲子園 )

<神・日(1)>阪神タイガースのユニホームを着て、登場した新庄監督(左)と岡田監督(撮影・平嶋 理子)
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 日本ハムは29日、阪神と対戦。8-2で下し、新庄剛志監督(52)が、古巣の本拠地でもある甲子園球場「1勝」を刻んだ。

 新庄監督は試合前のメンバー交換に阪神のユニホーム姿で登場。ファンの度肝を抜くパフォーマンスで古巣の本拠地を沸かせた。背番号はルーキー時代の「63」、背中には漢字で「新庄監督」と入ったもの。

 「漢字で“新庄監督”がちょっとかっこいいかなと。岡田監督も記念撮影快く受け入れてくれて、記念になりました」と、阪神・岡田監督にも感謝した。

 「野球協約」では、試合で着用するユニホームについて「コミッショナーにより承認されたもの以外の文字または標識を用いてはならない」と記載されている。今回は試合直前のオーダー交換時の着用で、本来は自軍のユニホームを着用すべき時間帯だった。新庄監督は「誰にも言わずに」と極秘で計画していたといい、すぐさまNPBから警告を受けた。

 背番号「5」のユニホーム着用も計画していたようだが、着用はしない見通し。

 それでも「スタンドの阪神ファンのみんなが思い出してくれたら。(阪神デビュー当時の)63番が見られるなんてって、それが聞けたら、いくら怒られても別にいいです」とサバサバしていた。

 2年前は3連敗。ついに監督として、甲子園で初勝利を挙げた。「大きい。ほんと選手達が幸せだなって。こんなスゴイ球場、あれだけのファンの前でプレーできる。オレ出たいなって思った」としみじみと振り返った。

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