阪神・岡田監督、新庄監督に“挑発” 降雨中止で山崎のスライド登板なしも「3番に入れたら大したもん」

[ 2024年5月29日 05:15 ]

阪神・岡田監督(撮影・須田 麻祐子)
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 「日本生命セ・パ交流戦」が28日、開幕して5試合が行われた。日本ハム戦が降雨中止となった阪神の岡田彰布監督(66)は、29日の仕切り直しの一戦に向け、新庄剛志監督(52)を“挑発”。前日に山崎の「3番・投手」起用をにおわせたことに対し、「明日(29日)、3番に入れたら大したもんやけどな」と、パンチを浴びせた。0・5ゲーム差で追っていた2位・広島がオリックスに勝ち、チームは勝率7厘差で首位から陥落した。

 岡田監督らしい挑発だ。27日、新庄監督がこの日の予告先発・山崎を「3番もありうる」とクリーンアップで使う可能性をほのめかした。冗談とも本気ともつかないその敵将の奇策予告が、頭に入っていた。降雨中止で左腕の登板が流れたことで、「明日、(新庄監督は)3番に入れるのとちゃう?だから、そういうことちゃうの?」と指摘した。

 指揮官が言いたいのは、こういうことだ。登板日に3番を任せたくなるほど山崎の打力を買っているなら、先発で投げない時点で3番に収めるのが自然でしょ――と。イタズラっぽく笑いながら、言葉を続けた。

 「明日、3番に入れたら大したもんやけどな。ふふふ。今日でも、ホンマに3番に入っていたのか、分からへんけどな」

 かつて一緒にタテジマのユニホームを着た後輩との接点は、この日はなかった。それでも、派手なパフォーマンスを繰り広げる相手との場外戦に応じるあたりは、ユーモアを兼ね備えた百戦錬磨の岡田監督らしいところ。その一方で、自軍のことになると、低調な打線のことが頭をもたげた。降雨中止がいい薬になるほど、打線の回復は簡単ではないことを暗に示した。

 「いい雨かどうかは分からへんがな。今日、試合をやってたら、爆発したかもわからんし。休んで打てるんやったら、苦労せえへんわ。休ませるよ」

 1番・近本、2番・中野の出塁機会が多いだけに、得点のカギを握るのは、打率・212、3本塁打、19打点に低迷する4番の大山になる。「得点を取らなあかんからのう。結局は、一番チャンスが来るのは、やっぱり4番やから。打順っていうのは、そういう流れで回るようになってるわけやからさ」。4番が試合を決める。そんなゲームが続けば、チームは勢いづく。(倉世古 洋平)

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