阪神・近本 今季も足でパをかき回す!! 昨季12球団トップの交流戦7盗塁「状況がきたら走るだけ」

[ 2024年5月29日 05:15 ]

ダッシュする阪神・近本(撮影・後藤 大輝)
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 阪神・近本がパ・リーグ球団を足でかき回す。29日に仕切り直しとなった日本ハム戦に向けて「自分のできることをしっかりやるだけ」と意気込んだ。

 低調な猛虎打線にあって、役割は塁に出て走ることだ。昨季、交流戦で決めた7盗塁は12球団トップの数字。西武3連戦では1試合に1個、ソフトバンク・甲斐、日本ハム・マルティネスから2盗塁ずつ記録し、パ捕手の包囲網をかいくぐって好機を演出し続けた。

 日本ハムの田宮は打率・322の打撃だけでなく強肩も売りで、近本は昨季ポストシーズン前の調整試合だった10月15日フェニックス・リーグで二盗を阻止された。当然、その記憶は残っている。「それはコーチからも言われている。状況がきたら走るだけ」とうなずいた。

 岡田監督からは「動いていきたい。1、2番でかき回したい。交流戦の方が走れると思う」と期待を寄せられる。現在、リーグトップ7盗塁のリードオフマンが打って走れば、チームは勝利に近づく。(石崎 祥平)

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