西武・蛭間 気迫ヘッスラが決勝打に「もう、がむしゃらに」渡辺監督代行の声に「熱いっすね」「燃える」

[ 2024年5月29日 22:10 ]

交流戦   西武1-0中日 ( 2024年5月29日    バンテリンD )

<中・西>6回、蛭間の適時内野安打で、きわどいタイミングにリクエストがかかり、結果を待つ渡辺監督代行(中)(撮影・椎名 航)
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 西武の蛭間拓哉外野手(23)が気迫のヘッドスライディングで勝利をもたらした。

 6回2死一、三塁、詰まった打球は三遊間方向へ。一塁へのヘッドスライディングはリプレー検証でもセーフの判定は変わらず、適時内野安打。貴重な1点をもぎとった。

 「もう、がむしゃらに。ベンチのボルテージも上がっていたし、GMもめちゃめちゃ声を出していたので。当たりはあれですけど、全力で走った」

 交流戦を前に松井監督が休養に入り、渡辺監督代行となって2試合目。ベンチの雰囲気について「1人1人、勝ちたいという気持ちも出ている。監督(代行)が率先して声を出して、選手たちも燃えているので、すごく勝ちたいという気持ちが全員が出ている」と話した。

 「熱いっすね」と渡辺監督代行の大きな声に乗せられていることを明かし、「やるのは選手なので、選手がGMより声を出さないといけない」と気合を入れた。

 蛭間は松井監督にとって初めてドラ1選手だった。「(低迷の)原因は監督と言うより選手だと思うので、正直代わってしまって情けない気持ちはある。松井監督の分まで、もっと一丸となって今まで以上やっていかないと。勝つためにしっかりと行動していきたい」と力を込めた。

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