日本ハム・新庄監督“ビッグシャウ打線”自ら売り込み サヨナラ勝利にご満悦「あーよかった」

[ 2024年5月22日 23:43 ]

パ・リーグ   日本ハム5xー4オリックス ( 2024年5月22日    エスコンF )

<日・オ>5回の攻撃前に指を1本立てる新庄監督(撮影・高橋 茂夫)
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 日本ハムは5-4でオリックスにサヨナラ勝ちし、2連勝。4-4の延長10回に田宮裕涼捕手(25)がサヨナラ犠飛を放った。本拠地エスコンフィールドでの連勝を8に伸ばし、貯金を今季最多タイの7とした。

 試合終了後、新庄監督は自ら「どうですか。ビッグシャウ打線。途中でパキッと折れるけど、最後はおいしく終われるっていう」とかつてのビッグバン打線と日本ハムの製品シャウエッセンになぞらえた。

 延長10回、サヨナラのお膳立てをしたのは野村だった。先頭で打席に立つと、初球を弾き返し、中越え三塁打。三塁上で大きなガッツポーズを作り、感情をあらわにした。意地の一打に指揮官の「追い込まれてたと思うし。出場機会も減ってきての、あの一打。あれがなかったら勝ちもなかっただろうし、本人が1番燃えてたんじゃないかな」と称えた。

 「ああやってガツンと1発で仕留めてくれる野村くんが戻ってきてくれたら、またかなり層も厚くなってくるし。また、あんまり夜寝られなくなる。いい悩みが増える」とつづけ、“ビッグシャウ打線”の完成形をイメージした。

 延長10回の守備では万波が見せた。二塁打になりそうな右翼線への痛烈な打球をうまく捕球すると、二塁に送球。これがタッチアウトとなり、ピンチの芽を摘んだ。「万波君もうまくなりましたよね。もう1つ、2つレベルは上がりますよ。やっと俺の出番が出てくる」と喜んだ。

 サヨナラ勝利で本拠地での連勝を8に伸ばした。劇勝に「あーよかった」と胸をなでおろし、最後は「ビッグシャウ打線。途中で折れるかもしれないけど。ポキッと。でもおいしい試合を見せますよ」と不敵に笑った。

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