巨人・坂本勇人が2年ぶり1試合4安打 自身の現役最多更新、通算2363安打 落合博満まで「あと8」

[ 2024年5月22日 20:35 ]

セ・リーグ   巨人―中日 ( 2024年5月22日    東京D )

<巨・中>7回、坂本は安打を放つ (撮影・西川祐介)
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 巨人の坂本勇人内野手(35)が22日の中日戦(東京D)で初回の第1打席から4打席連続安打を放ち、今季初の1試合4安打をマーク。自身の現役最多記録を更新する通算2363安打とし、NPB史上唯一3度の3冠王に輝いた落合博満(日本ハム)の歴代12位記録、通算2371安打まで「あと8」と迫った。

 前日21日までの5番から打順が変わってこの日は「2番・三塁」に入り、12試合連続で先発出場。相手先発左腕・小笠原から初回の第1打席で中前打すると、3回の第2打席では左翼線へ二塁打を放った。

 坂本はこれが今季5本目となる二塁打で、立浪和義(中日)以来史上2人目の通算450二塁打を達成。そして、5回の第3打席で中前打して一気に猛打賞達成となった。

 坂本はこれが今季4度目となる猛打賞。通算188度目の猛打賞で自身の持つセ・リーグ記録を更新した。

 そして、マウンドが2番手右腕・藤嶋に代わった7回だった。2死走者なしで入った第4打席。1ボールからの2球目ナックルカーブを右前に運んで2022年3月27日の中日戦(東京D)以来2年ぶりの1試合4安打となった。

 【NPB通算安打ランキング】
1位 張本 勲(ロッテ) 3085
2位 野村 克也(西武) 2901
3位 王 貞治(巨人) 2786
4位 門田 博光(ダイエー) 2566
5位 衣笠 祥雄(広島) 2543
5位 福本 豊(阪急) 2543
7位 金本 知憲(阪神) 2539
8位 立浪 和義(中日) 2480
9位 長嶋 茂雄(巨人) 2471
10位 土井 正博(西武) 2452
11位 石井 琢朗(広島) 2432
12位 落合 博満(日本ハム) 2371
13位 坂本 勇人(巨人) 2363
14位 川上 哲治(巨人) 2351
15位 山本 浩二(広島) 2339
※所属は最終、現役は坂本のみ

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