“巨人の馬場”が67年ぶり登板 現役ドラフトで阪神から移籍の馬場皐輔がマウンドへ

[ 2024年5月22日 20:19 ]

セ・リーグ   巨人―中日 ( 2024年5月22日    東京D )

<巨・中>7回途中から登板した馬場 (撮影・西川祐介)
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 巨人の7年目右腕・馬場皐輔投手(29)が22日の中日戦(東京D)に4番手として登板。現役ドラフトで阪神から巨人に移籍後初登板を果たした。

 2―3と逆転されて迎えた7回だった。この回から登板した3番手左腕・大江が1死三塁とし、打席に代打・中島を迎えたところで馬場にスイッチした。

 昨季まで巨人に在籍していた中島と昨季まで阪神に在籍した馬場の対決は空振り三振。だが、続く村松に中前打されて大江が残した三走・岡林に4点目のホームインを許した。それでも田中は遊飛に打ち取り、それ以上の得点は許さなかった。

 2017年ドラフト1位指名で仙台大から阪神入りし、昨季までのプロ6年間で通算7勝4敗0セーブ22ホールド。昨年12月に行われた第2回現役ドラフトを経て今季から巨人に移籍した。

 “巨人の馬場”は1999年に61歳で亡くなった伝説のプロレスラー、ジャイアント馬場さんが馬場正平として1955年から5年間在籍して以来2人目。馬場皐輔は馬場正平投手が1957年に3試合登板して以来67年ぶりとなる“巨人の馬場”としてのマウンドとなった。

 馬場皐輔は阪神時代の2021年に32試合登板で2勝9ホールド、翌22年には44試合登板で3勝10ホールドの数字を残した右腕。今月21日に1軍初昇格したばかりだが、新天地での活躍が期待される。

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